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web標準っていったい何?(2/2)
では、具体的にweb標準、つまりwebを標準化していくとはどういったことなんでしょうか?
前のページで話したように数年前までwebブラウザのCSSの表示技術はかなりあいまいでW3Cの提唱するweb標準を達成出来るレベルとは言えない状態でした。
そのため本来のHTML(文章構造)とCSS(デザイン・レイアウト)の分離はかなり初期のころより提唱されていましたが、実際にそれをしようとすると逆にかなり手間のかかる不便なものだったのです。
だからこれまでのwebページ(webサイト)の多くはテーブルタグをいくつも組み合わせてレイアウトを作る“テーブルレイアウト”というスタイルが圧倒的に多かったんです。
だから1つのHTMLファイルの中に(文章構造)と(レイアウト)を全て含んだごちゃごちゃした滅茶苦茶なコードのwebページが氾濫するという状況になりました。
しかしHTMLとは本来は“webページの文章構造を記述するための言語”。
そして、cssとはHTMLで構造化されたwebページのレイアウトや体裁、つまり見栄えを指定するための言語。
それをあるべき姿「文章構造とデザインがきちんと分離されたHTML(XHTML)+CSS」にしようと言うのがweb標準なのです。
そしてそれによるメリットには主に以下のことが挙げられます。
- メンテナンス性とデザインの柔軟性のアップ
- webページデータの軽量化(脱テーブルによる表示速度の向上)
- webアクセシビリティ
- SEO対策
web標準が言われる前のテーブルレイアウトで書かれたページのコードは本当にわかりづらくてオーサリングツールが無いと理解するのがかなり困難でした。これに比べてweb標準で書かれたコードはとてもシンプルです。文章構造を考えて書かれているのでコードの修正などのメンテナンスが圧倒的に行い易いのです。
そしてデザインをCSSで設定しているのでCSSを変更するだけでデザインを変える事が出来るのです。
また、web標準で書かれたページはデータが軽量化されるので表示速度が向上されるのも大きなメリットの一つです。これらのメリットはwebアクセシビリティ、つまり「webにおける利用のしやすさ」の向上につながるんです。
テーブルレイアウトの見た目だけ整ったページではなく文書構造も正しい見た目も整ったページになる事により検索エンジンなどのプログラムが適切にページ内の情報を取得出来るようになるのでSEO対策としても有効になってくるんです。
以上の事からwebの可能性というものを最大限に活かしていこうと考えると「web標準のサイト」にたどり着くんですよね。
このwebで知っておきたい基礎知識はページを作っていく中で直接活用出来る部分ではないんですが、よりよいページを作る上では知っておくべきだと思って紹介しました。



